令和7年度 ネットワークスペシャリスト 午前II 過去問解説
公式問題を解いた後の復習用に、25問の核心をORIVECTOR独自の言葉で整理しています。
問1:呼量(アーラン)
正解:エ
1台あたり1時間20呼、180台で3,600呼。80秒×3,600÷3,600秒=80アーラン。
問2:Ethernetフレーム長
正解:イ
データ1,400に宛先MAC6、送信元MAC6、タイプ/長さ2、FCS4を加え、1,418オクテット。
問3:ビット誤り率
正解:エ
200,000バイト=1,600,000ビット。10^-5を掛けると平均16ビットの誤り。
問4:10GBASE-T / Cat6A
正解:イ
Cat6Aを用いる10GBASE-Tは最大100m。Cat6では条件により55m程度。
問5:CoAP
正解:エ
IoTなど制約の大きい機器向けの軽量REST型プロトコルで、一般にUDPを利用。
問6:HTTP GET / POST
正解:イ
GETは主に取得、POSTはデータ送信や処理開始。GETは安全・べき等として扱われる。
問7:IPヘッダとICMP
正解:ア
IPv4ではProtocolフィールドで上位プロトコルを識別し、ICMPは番号1。
問8:サブネットアドレス
正解:ウ
IPアドレスとサブネットマスクのAND演算でネットワークアドレスを求める。
問9:PPP
正解:エ
ポイントツーポイント向け。LCPでリンク確立、NCPでネットワーク層設定、PAP/CHAPで認証。
問10:UDPを使うルーティング
正解:エ
RIPはUDP 520。BGPはTCP 179、OSPFはIPプロトコル89。
問11:TCP 3ウェイハンドシェイク
正解:ア
接続確立はSYN→SYN/ACK→ACK。双方の初期シーケンス番号を確認する。
問12:ICMPv6近隣探索
正解:ア
IPv6ではARPの代わりにNDPを利用。NS/NAで近隣ノード情報を確認する。
問13:OpenFlow
正解:ウ
フロー未登録時はPacket-Inでコントローラへ通知し、Flow-Modなどでルールを追加する。
問14:FTPコマンド
正解:ウ
RETRは取得、STORは送信、LISTは一覧取得。制御用とデータ用で別コネクションを使う。
問15:無線LAN周波数帯
正解:ウ
2.4GHzは到達性が高いが干渉が多く、5GHzは利用可能チャネルが多い。Wi-Fi 6Eは6GHzも利用。
問16:TLS
正解:ウ
通信の機密性・完全性・相手認証を提供。ハンドシェイク後にアプリデータを保護する。
問17:テンペスト攻撃
正解:イ
機器から漏れる電磁波などを観測して情報を推測する。対策は電磁シールドなど。
問18:DRDoS
正解:ウ
第三者のリフレクタへ送信元IPを被害者に偽装して要求し、増幅応答を集中させる。
問19:無線LANセキュリティ
正解:エ
WPA2/WPA3や802.1X/EAPを利用し、WEPやSSID非公開だけに依存しない。
問20:DNSSEC
正解:イ
DNS応答の真正性・完全性を電子署名で検証する。通信経路の暗号化ではない。
問21:OP25B
正解:イ
外向きTCP/25を制限して迷惑メール送信を抑止。正規投稿は587などを使う。
問22:キャッシュメモリ
正解:イ
ライトスルーは主記憶へ同時書込み、ライトバックは後で主記憶へ反映。
問23:MTTR
正解:ア
平均修復時間。監視、ログ、交換容易な構成、手順標準化などで短縮できる。
問24:ブローカー
正解:エ
要求側と提供側の間でサービスを仲介し、疎結合化や位置透過を実現する。
問25:ステージング環境
正解:エ
本番公開前に本番に近い条件で最終確認する環境。リリース手順や設定差異も確認する。