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willとbe going toの違い・使い分け

willとbe going toは、どちらも日本語では「〜するつもり」「〜でしょう」などと訳されるため、違いが分かりにくい未来表現です。ポイントは日本語訳ではなく、その未来が「今」生まれたのか、すでに未来へ向かう流れがあるのかを見ることです。

まず結論

will
→ 今その場で決める意思・申し出、話し手の予測など。

be going to
→ すでにある意図・計画、現在の状況から根拠のある予測など。
イメージ
will:今 → 未来
be going to:すでにある意図・現在の状況 → 未来

① 「今決めた」ならwill

例えば、友達から牛乳がないと言われ、その場で「じゃあ買ってくる」と決めた場面です。

A: We don't have any milk.
牛乳がありません。

B: OK. I will buy some.
分かった。じゃあ私が買います。

「牛乳がない」と聞いたその瞬間に買うことを決めたので、willが自然です。

過去               未来
────────────●────────────────→
      「買おう!」と決める
         └────→ will buy

② 前から決めていた計画ならbe going to

朝から「仕事帰りに牛乳を買おう」と考えていた場合は状況が違います。

I am going to buy some milk after work.
仕事の後、牛乳を買うつもりです。

話している今より前に、すでに「買う」という意図があります。

過去         今         未来
●────────────────●──────────→ 🥛
↑                     買う
「買おう」とすでに決めた

    be going to

同じ「明日勉強する」でも違う

I will study tomorrow.
→ 会話の中などで「よし、明日勉強しよう」と意思を示すイメージ。

I am going to study tomorrow.
→ 明日勉強する意図・計画がすでにあるイメージ。

日本語ではどちらも「明日勉強する」と訳せます。英語では、未来の行為をどう捉えているかに違いがあります。

③ willは「意思・申し出」にも使う

A: Who can help Mr. Smith?
誰かスミスさんを手伝えますか?

B: I will help him.
私が手伝います。

これは予定表に入っていた計画ではなく、その場で「自分がやります」と意思を示しています。

Don't worry. I will help you.
心配しないで。私が手伝います。

I will call you tonight.
今夜電話します。

④ be going toは「すでにある計画・意図」に強い

We are going to open a new office next year.
私たちは来年、新しいオフィスを開設する予定です。

She is going to visit Osaka next week.
彼女は来週大阪を訪れる予定です。

「今その場で思いついた」というより、すでにそうする意図・計画がある場面で使われます。

予測にも違いがある

willとbe going toは、どちらも未来の予測に使えます。ただし典型的なニュアンスに違いがあります。

will:話し手の判断・予測

I think it will rain tomorrow.
明日は雨が降ると思います。

話し手が「明日は雨だろう」と予測しています。

be going to:今ある状況から見える予測

Look at those clouds. It is going to rain.
あの雲を見て。雨が降りそうです。

目の前に黒い雲があるなど、現在の状況から未来の結果が見えている場面です。

will
今 ─────────→ 未来
  「たぶんこうなる」

be going to
今ある状況 ─────→ 未来
 ☁️☁️☁️     🌧️
  ↑
未来につながる根拠がある

スポーツで考えると分かりやすい

Japan will win the game.
日本が試合に勝つと思います。
→ 話し手の予測。

Japan is going to win the game.
日本がこの試合に勝ちそうです。
→ 例えば3対0・残り1分など、現在の状況から結果が強く見えている場面。

「車を買う」で比較

店で車を見て気に入り、その場で「よし、これを買おう」と決めるなら:

I will buy this car.
この車を買います。

一方、前から貯金し、新しい車を買う計画を立てているなら:

I am going to buy a new car.
新しい車を買うつもりです。

どちらも未来の「買う」ですが、その未来に至るまでの背景が違います。

TOEICではどう考える?

A: The printer isn't working.
プリンターが動きません。

B: I _____ the maintenance department.

(A) called
(B) will call
(C) am calling yesterday
(D) have call

答え:(B) will call
問題を聞いて「では保守部門に電話します」と、その場で対応する意思を示しています。
We _____ a new branch in Osaka next year. The project has already been approved.

are going to open が自然な候補。
「その計画はすでに承認されている」とあり、今より前から計画が存在していることが分かります。

ただし「絶対ルール」ではない

will=必ず今決めた、be going to=必ず前から決めていた、と機械的に判断するのは危険です。

実際の英語では、文脈によって両方が使える場面もあります。

I will visit Osaka next week.
I am going to visit Osaka next week.

どちらも成立し得ます。willでは未来の事実・意思に焦点があり、be going toでは現在すでにある意図・計画に焦点が置かれやすい、と理解するとよいでしょう。

迷ったらこの3つを確認

① 今その場で「やる」と決めた・申し出た?
→ will

② すでに意図や計画がある?
→ be going to

③ 未来の予測なら、現在の状況に強い根拠が見えている?
→ be going toが自然になりやすい。単純な予測・判断ならwillが自然になりやすい。

まとめ

will
👉 今 → 未来
「よし、やろう」「俺がやるよ」「〜だろう」

be going to
👉 すでにある意図・現在の状況 → 未来
「もうそのつもり」「計画している」「この状況ならこうなりそう」

日本語訳だけでなく、話し手がその未来をどう捉えているかを見るのがポイントです。

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